あだちクラフトマンヒーローズ第6弾開催!

2020年11月17日(火)あだちクラフトマンヒーローズの第6回目をオンライン・オフラインの同時にてイベントをお届けいたしました。

あだちクラフトマンヒーローズとは?

足立区や近隣の地域で活動をしているクラフトマン(職人・ローカルヒーロー)の方をお呼びして本業や、街についての話をしていただきながら、みなさんと一緒に街の未来を考えていくイベント。

今回のゲストは、千住にある一級建築士事務所の株式会社 ARCO architects 代表取締役 青木 公隆さん。青木さんは、一級建築士として新築だけでなく、空きビルや空き家等の改修の豊富な設計経験があり、北千住駅東口地域の空き家利活用プラットフォーム「千住 Public Network」の代表としても活動。2020年1月には「つくる」をテーマに毎日の暮らしとまちを作っていく古民家複合施設「せんつく」をオープン。空き家利活用の専門家としてまちづくりを進めています。

青木 公隆

株式会社 ARCO architects

代表取締役

<プロフィール>

1982年生まれ テキサス州出身。東京理科大学工学部建築学科卒業、東京大学大学院工学研究科建築学専攻修了。2012年の独立以降、国内外で建築設計やデザインを行い、都市デザインや社会問題である空き家に対しても取り組みを続ける。2017年より千住PublicNetwork を設立し、足立区と連携し、千住地域(北千住駅周辺)を中心に空き家利活用のプラットフォームを構築。また、東京大学大学院博士過程にて都市デザインに関する研究の論文を執筆中、理論と実践から街を見つめる。最近は、古民家複合施設の「せんつく」の拠点運営を始め、日々、千住地域の未来を考える日々。

空き家利活用の専門家としてまちづくりを進めている青木さんのお話を通して「地域の魅力や可能性」、「空家の利活用」、「街(足立区)のこと、そして未来」の考え方を学びながら、仕事や暮らしのヒントを一緒に見つけていきました!

今回のイベントもオンラインとオフラインの同時配信。今回の会場は青木さんが手掛けた複合施設「せんつく」。会場までお越しいただいたお客様とオンラインから現場の様子をご覧いただいたお客さんもいらっしゃいました。

「せんつく」とは?

2020年1月に北千住の古民家を改装してオープンした複合施設「せんつく」は、「つくる」をテーマに、暮らしのまわりのものごとを作り、共有し、つながり、発信し、自分たちで日々毎日の暮らしとまちを作っていく場所です。「せんつく」という名前には、「千の〈つくる〉が行き交う場所」という意味が込められており、毎月第1日曜日には「せんつく市」を開催。

https://www.facebook.com/sentsuku1010

ゲストの青木さんからこれまで携わってきた取手のプロジェクトのこと、千住の空き家状況や千住での取り組み、せんつくの誕生秘話など、様々な切り口から空き家の利活用についてお話をいただきました。

オンラインイベント終了後は、現場にお越しいただいた参加者の方々と一緒に空き家の活用や地域との関わり方など、オンラインでは語りきれなかった部分を、青木さんと一緒により深くディスカッションしました。

これからも足立区近隣にて活動される実践者の方をお招きして「あだちクラフトマンヒーローズ」シリーズをお届けして参ります。

引き続きではございますが、いろどりの杜、団地住民一同、よろしくお願い申し上げます。