ニューダンチフェス＃0 「いろどりの杜」まちびらきイベント〜作る暮らしを、育てる団地〜開催！

「団地」という言葉からどんな風景を思い浮かべますか？

敷地内をこどもたちが走り回り、その様子を見守りながら井戸端会議をする大人たち。ご飯時になると遠くから子供を呼ぶお母さんの声が聞こえる、そんな懐かしい思い出を持っている方も多いはずです。家族の枠を越え、そこで暮らす人々が一つのコミュニティを築いてきた団地ですが、「団地は古くて狭い」という印象から若者離れが進み、建物の老朽化や入居者の高齢化といった問題が起こっています。

そんな中、足立区東綾瀬に立地する築56年のリノベーション賃貸団地「いろどりの杜」が2020年2月にオープンしました。“作る暮らしを、育てる団地”をコンセプトに、DIYが可能な専有部の他、広大な庭ではBBQが楽しめ、シェア菜園やプロの大工がレクチャーしてくれるシェア工房も整備されています。住民それぞれが”作る”いろとりどりな暮らしが団地を”育て”、変わり続ける団地が街に変化を起こす、そんな想いが込められています。

誰かに与えられる既成の暮らしから、誰もが主役となり「育てる」暮らしへ。

オープンから9ヶ月が経ち、いろどりある”暮らし”が広がりはじめた「いろどりの杜」にて、ここでしかできない”作る暮らしを育てる団地”を体感できるまちびらきイベントを開催しました！

まずはスタッフ同士で事前ミーティング。

初めての外部へ向けてのオープニングイベントでしたので皆さん緊張しています。当時はコロナの影響も落ち着いてきていましたが、まだまだ余談を許されない状況でした。そんな厳しい状況が余波が残る中でしたが、参加される皆さんに楽しんでいただけるコンテンツを団地のメンバーで用意いたしました。

◾︎コンテンツ①

アウトドア体験（BBQ・焚き火・テントサウナ）

シェアアウトドアグッズを使ったBBQや焚き火、いろどりの杜住民お気に入りのテントサウナなど、広い庭を活用したアウトドアをお楽しみいただけました！

いろどりの杜の大きな特徴の一つが団地内で「火」が使える事。普段でしたら遠方に行かないと実践できない焚き火やBBQをしながら団地の雰囲気を感じていただく。

ただ焚き火を囲むだけでなく、割り箸にマシュマロを刺してパクっと食べる体験もご用意。焚き火を見つめるだけでなく、その焚き火をうまく使う事でコミニケーションが活発になります。マシュマロは短時間で狐色になるので、少し目を話すだけで真っ黒になるのでご注意を！

焚き火の横には団地内の共有備品であるアウトドアグッズを展示。1世帯で持つには持て余してしまう物も、全員で共有をすれば場所も取らないですし、余計な買い物をしなくてもいいのです。今の時代は火を使う事が禁止されているのはもちろんの事、テントを張る事さえも難しいので、そういった物があるだけで子供たちも喜んでいました！