【アフターレポート】ニューダンチフェス#13 笑顔が広がるパンと本のひととき 本とパン祭り

さえわたる青空の下、団地の広場にこだわりのパンと焼き菓子が大集合!

5月11日(日)、毎年恒例のいろどりの杜の人気イベント「団地パン祭り」が開催されました。今年のテーマは「本とパン」。パンや焼き菓子のマーケットに加え、移動式本屋「BOOK TRUCK」や古本市も登場。大盛況だったイベントの様子をご紹介します!

思いのこもったパン・焼き菓子が大集合!

当日は個性あふれる11店舗が出店し、イベント開始早々から広場は大賑わい。それぞれのお店には素敵なコンセプトやこだわりが詰まっていて、「どんな味だろう?」とワクワクが止まりません。

スカイプロバンスベーカリー

南仏でパン作りの修行を積んだ店主が営む「スカイプロバンスベーカリー」さんには、本場の味わいが詰まった多彩なパンが並びます。

特に店主おすすめの「カヌレ」は今年も飛ぶような売れ行き!外はカリッと香ばしく、中はしっとり柔らか。ショコラリキュールを使った個性的な味わいで、とってもおいしいです!

The Works Bagel

葛飾区水元のベーグル&焼き菓子専門店「The Works Bagel」さんは、今年初めて団地パンまつりに出店。

北海道産小麦『春よ恋』を使ったふんわりもっちり食感のベーグルが8種類並び、焼き菓子も販売されました。

中でも、「いちごミルク」のベーグルが大人気。店舗でも週末限定の人気商品なのだとか…。

OKOME

こちらも初出店の「OKOME」さんは、平飼い卵や自然栽培の米粉、無農薬黒糖、そしてオーガニックのトッピングだけを使った、身体にやさしい米粉のノンオイルカップシフォンケーキを販売してくださいました。

あたたかい天気にぴったりの梅ジュースもサービスでご用意いただき、心も身体にもうれしい素敵なラインナップでした。

みるく

こちらは牛乳食パン専門店「みるく」さん。、牛乳屋さんが手掛ける濃厚でリッチなみるく食パンは、水の代わりに牛乳を使う独自の製法で作られています。

そのこだわりや、レトロでかわいい「みるく」のロゴに、多くの来場者が足を止めて興味津々。たくさん用意された食パンも、あっという間に売り切れました。

sweetie shop GRANDPA

いろどりの杜の住民の方が出店されるのも、パンまつりの大きな見どころです。

日本橋エリアにお店を構える「sweetie shop GRANDPA」さんでは、7種類のポップな揚げたてドーナツが並びました。いろどりの杜のイベントに何度も出店しているGRANDPAさんですが、今回は初登場のメニューも。

「早く来ないと売り切れちゃう!」と、地元の方が足早にお店に駆け寄るほどの大人気ぶりでした。

晴れの日も雨の日も

卵・乳製品・白砂糖不使用、安心して食べられる焼き菓子を販売する「晴れの日も雨の日も」。

今回は、マフィンやグラノーラ、ビスケットなどをご用意いただきました。

やさしく見た目も可愛い焼き菓子たちは、贈り物にもぴったり。そんな素敵な焼き菓子を目の前に、贈りたい相手の姿が浮かんだ方も多かったのではないでしょうか。

パティスリーアンプリル

こちらは、今回が初出店の「パティスリーアンプリル」さん。

北綾瀬で生菓子や焼き菓子、お誕生日ケーキなどたくさんのケーキを販売するお店です。

今回は、ケーキ屋さんがつくるパンをコンセプトに、バターをたっぷりつかったちょっとリッチな味わいのパンをたくさんご用意いただきました!

上品なパンの数々に、ときめきが止まりませんでした…。

bread & butter

今回初出店となる「bread & butter」さん。

看板商品の「とろけるクリームパン」をはじめ、菓子パンや総菜パンなど20種類のパンを販売してくださいました。

お値段も130円~250円と手ごろで、4〜5個まとめ買いするお客さんもたくさん。イベント開始早々から大行列ができ、わずか1時間ほどで完売してしまうほどの人気ぶりでした。

Raku Deli Kitchenhttps://www.instagram.com/rakudelikitchen/
地域に密着したお惣菜・お弁当のお店「Raku Deli Kitchen」さんは、パンと合うお惣菜をテーマに、ビーフシチューや揚げ物、こだわりのドリンクを販売してくださいました!

「店舗の隣に住む方や大家さんが差し入れとともに買いに来てくださって」と笑顔でお話ししてくださったスタッフのおふたりの姿が印象的でした。

BASE CAFE&BAR

綾瀬5丁目にある、スペシャリティコーヒーが自慢の「BASE CAFE&BAR」さん。

今回は、スペシャリティコーヒーを使った3種のコーヒーとスコーンをご用意いただきました。

雲ひとつない青空の下で味わう、すっきりとしたコールドブリューはまさに至福のひととき。思わずぐびぐび飲み干してしまいました…!

まわり めぐり めくる

30年続く造形教室の教育メソッドをもとに作られた「季節のこそだてカレンダー」を販売する「まわり めぐり めくる」。

高校生の頃から絵や詩を書いていたというゆみさんのポストカードや詩集が並び、しょうこさんによるタロットセッションも。小さなブースには、おふたりの素敵な世界観がぎゅっと詰まっていました。

ほがらかなおふたりと、青空の下でゆったり対話する時間は、背中をそっと押してくれるようなやさしいひとときでした。

パンまつりにぴったりな本を乗せて。

BOOK TRUCKが登場!

会場には、今回の目玉「BOOK TRUCK」が登場!

イベントに合わせて、パンやライフスタイル、新しいコミュニティの形に興味がある方に向けた本をたくさん積んだ車が、いろどりの杜にやってきました。たくさんの本が並ぶ様子に、みなさん興味津々。

お子さまからシニアの方まで、多くの方が立ち寄って楽しんでいました。

そのそばでは、いろどりの杜の住人とそのご友人による古本市が。「もう読まないけど捨てるのはもったいない」そんな本たちが、新しい持ち主のもとへと渡る様子にほっこり。素敵な循環が生まれていました。

自然をあつめてお菓子をGET!こども自然ビンゴの開催も!

会場では、お子さま向けの自然ビンゴの開催も。団地のお庭から色とりどりのお花を集めて貼り付ける、新緑の季節にぴったりのビンゴです。

紙を手に走り出し、楽しそうにお花を探すお子さまの姿が印象的でした。団地に咲く小さなお花に目を向ける、あたたかいひとときとなりました。

(cap: 会場では、スーパーボールすくいが姿を変え、キンキンに冷えたプールに集まるお子さまの姿も。とっても気持ちよさそう…!)

さいごに

毎年恒例となった「いろどりの杜 パン祭り」。回を重ねるごとにお店の種類も増えて、ますます盛り上がっています。スタートと同時にたくさんの人が集まり、予想以上の盛況に出店者さんからは「もっと持ってくればよかった!」という声も。

青空の下、おいしいパンに囲まれて、地域のみんなが笑顔になる最高の一日となりました。

ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!

取材・文/ 鈴木 佐榮